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砂漠緑化への取り組み

砂漠緑化は人工的に砂漠に草木を植えたり、今ある植物の成長を促す取り組みのことを言います。砂漠に植物が育てば、近年問題となっている砂漠拡大や、地球温暖化を食い止められると考えられているからです。

植物の根がはることにより、砂漠化を阻止し、植物の光合成により、二酸化炭素を減らし地球温暖化に役立てようとしています。

しかし植えただけでは植物は育たないので、育つ土壌にするために色々な取り組みがされています。環境に応じた植物を選定してはいますが、植物が育つためには水が不可欠で、その水の確保には、近くに河川がある場合はそこからひいてきたり、土壌自体に吸水性ポリマーなどをまぜて水分を保てるように工夫しています。

続かせる事が大事な砂漠緑化

一度でも砂漠緑化ができるに越した事はありませんが、砂漠緑化を実現する事ができれば、一時的ではなく、その状態がずっと続くのが好ましいでしょう。

砂漠緑化を長期的に実現するというのは簡単ではありません。しかし、地球環境を保護して、私達の子孫にまで美しい地球を維持するためには、砂漠緑化を継続させるという事が何より重要となります。

まだ、砂漠緑化が実現できていない場所も多く、たくさんの人が力を尽くしています。手遅れになってからでは遅いため、みんなが地球環境の重要さを認識して、自分ができる事を行っていくという事が重要になります。地味な作業をコツコツ積み重ねていく事が大事となります。

温暖化対策にもつながる砂漠緑化

実は砂漠緑化の対策というのは、砂漠緑化のために行われるのではありません。砂漠緑化は、自然環境を守る目的で行われていますが、この砂漠緑化が成功すると、最終的には地球温暖化対策にもつながります。

という事は、砂漠緑化を行う事が、結果として一石二鳥となります。そして、生態系のバランスが保てている間はいいのですが、そのバランスが一旦崩れてしまうと、取り戻すのは容易な事ではありません。

中には植物や動物などの一部の種類が絶滅してしまうなどという危険も考えられます。失われてしまった自然を取り戻す事はもちろんですが、これ以上環境破壊が行われない様に対策を行う事も同じ様に大事となります。

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